皆さま、お久しぶりです。
最近は開封結果やカードの紹介をほとんどTwitterで行なっていた為にブログの更新が疎かになってしまっていました。改めてブログの利点は何かと考えた時に、多くの文字を書くことができ、それに伴い情報量も多くなるということがあるかと思うので今回は書きたいことを思うがままに書きたいと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマはイチローのカルビーファーストカードです。イチローのルーキーカードと言えば何と言っても1993 BBMの1枚があまりにも有名でしょう。このカードはアメリカでも非常に人気があり、eBayでもPSAで高評価を得たものが高値で取引されています。過去のSCM(スポーツカードマガジン 現在は休刊)ではベストBBMカードに選ばれたこともありましたね。それだけ有名なカードですので知っていたり持っていたりするカードファンの方も多いかと思います。
では、BBMよりも歴史の長いカルビーでイチローのカードが最初に発行されたのはいつなのでしょうか。実はイチローの3年目、1994年なのですが知っている人は意外に少ないかもしれません。一番大きな理由はこれらのカードが極めて限られた地域のみでしか発行されなかったということです。1994年にカルビーは例年通りプロ野球カードを発行しましたが、そこには当時210安打を放ち一躍スターダムにのしあがったイチローのカードは含まれていませんでした。またこの年、実験的に裏面カラーのカード(36種類)も北海道、山陽、九州限定で発行されているのですがここにも彼のカードは含まれていませんでした。「これはまずい」と考えたカルビーがどうしたかというとなんと北海道限定でイチローのカードを追加発行したのです。つまり、イチローのカルビーファーストカードは北海道でしか流通しなかったということになります。こういった背景があり、このカードは珍しいものになっています。以下カード画像です。
これらのカードは枚数が少ないこともあってショップやオークションにほとんど出回りません。貴重だからとても高いかと思いきやオークションで10000円以上になることはありません。少し不思議だなと個人的には思います。
このカードに関して、PSAのホームページに興味深い記述があったので最後に引用したいと思います。
"These 1994 Calbee Ichiro cards are generally considered to be his Calbee rookies, much as the 1952 Topps Mickey Mantle card is considered to be his Topps rookie card, even though Bowman had already produced a Mantle card in 1951. "
ミッキーマントルのルーキーカードは1951 Bowmanのものが一般的ですが、1952 Toppsのものも同じくらいルーキーカードとして認められていることに触れ、これらカルビーファーストカードもカルビーのルーキーカードとしてBBMのルーキーカードと同じくらいの価値があるということを示唆してくれていると(勝手に)解釈しています。
どうか日本でもこれらのカードの価値がますます上がって欲しいと願うばかりです。
おわり。
最近は開封結果やカードの紹介をほとんどTwitterで行なっていた為にブログの更新が疎かになってしまっていました。改めてブログの利点は何かと考えた時に、多くの文字を書くことができ、それに伴い情報量も多くなるということがあるかと思うので今回は書きたいことを思うがままに書きたいと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマはイチローのカルビーファーストカードです。イチローのルーキーカードと言えば何と言っても1993 BBMの1枚があまりにも有名でしょう。このカードはアメリカでも非常に人気があり、eBayでもPSAで高評価を得たものが高値で取引されています。過去のSCM(スポーツカードマガジン 現在は休刊)ではベストBBMカードに選ばれたこともありましたね。それだけ有名なカードですので知っていたり持っていたりするカードファンの方も多いかと思います。
では、BBMよりも歴史の長いカルビーでイチローのカードが最初に発行されたのはいつなのでしょうか。実はイチローの3年目、1994年なのですが知っている人は意外に少ないかもしれません。一番大きな理由はこれらのカードが極めて限られた地域のみでしか発行されなかったということです。1994年にカルビーは例年通りプロ野球カードを発行しましたが、そこには当時210安打を放ち一躍スターダムにのしあがったイチローのカードは含まれていませんでした。またこの年、実験的に裏面カラーのカード(36種類)も北海道、山陽、九州限定で発行されているのですがここにも彼のカードは含まれていませんでした。「これはまずい」と考えたカルビーがどうしたかというとなんと北海道限定でイチローのカードを追加発行したのです。つまり、イチローのカルビーファーストカードは北海道でしか流通しなかったということになります。こういった背景があり、このカードは珍しいものになっています。以下カード画像です。
これらのカードは枚数が少ないこともあってショップやオークションにほとんど出回りません。貴重だからとても高いかと思いきやオークションで10000円以上になることはありません。少し不思議だなと個人的には思います。
このカードに関して、PSAのホームページに興味深い記述があったので最後に引用したいと思います。
"These 1994 Calbee Ichiro cards are generally considered to be his Calbee rookies, much as the 1952 Topps Mickey Mantle card is considered to be his Topps rookie card, even though Bowman had already produced a Mantle card in 1951. "
ミッキーマントルのルーキーカードは1951 Bowmanのものが一般的ですが、1952 Toppsのものも同じくらいルーキーカードとして認められていることに触れ、これらカルビーファーストカードもカルビーのルーキーカードとしてBBMのルーキーカードと同じくらいの価値があるということを示唆してくれていると(勝手に)解釈しています。
どうか日本でもこれらのカードの価値がますます上がって欲しいと願うばかりです。
おわり。
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